海兵隊の装甲車など、横浜NDから那覇軍港に


みなとみらい地区からは見えない位置に並べられた、海兵隊の車両やコンテナ。向かって右側には
ハンヴィーやJLTVが並び、左側には装輪装甲車やコンテナが置かれている。(2020.12.30 頼 撮影)


装輪装甲車は、海兵隊のLAV-C2のようだ。


車列にはハンヴィーやJLTVの姿を確認できる。(2021.1.1 星野 撮影)

 12月の終わり頃から1月はじめまで、横浜ノースドックのふ頭の先端部近くの、みなとみらい地区からは倉庫の陰となって見えない場所に、LAV−C2とみられる装輪装甲車1両と、軍用車両のハンビーやJLTV(Joint Light Tactical Vehicle)合わせて約20台が並んだ。装輪装甲車のすぐ近くには、暗緑色の小型コンテナも並んでいた。

LAVやJLTVは海兵隊の車両だ。つまり、この車列は海兵隊の車両の車列だったのだろう。おそらくキャンプ富士あたりで使った車両を沖縄に戻すためだったのではないか。

1月5日から7日の朝まで、自動車運搬船グリーン・コーヴが横浜ノースドックに入港していたが、NDに並べられていた海兵隊の車両は、この船に積み込まれて那覇軍港に向かったようだ。

なお、12月11日に自動車運搬船グリーン・レイクが搬入した大量の車両は、これらの海兵隊の車両とは別に、NDの中央部に並べられている。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


12月19日、NDに海兵隊の新型車両、JLTVと見られる車両が2台並んでいるのが確認された(赤い丸をつけたところ)。なお、JLTVの近くに停車
している2台の濃緑色のトラックや白いバスは、いずれも陸上自衛隊の車両だ。その脇の2つの建物も、陸上自衛隊が使用している。(2020.12.19星野撮影)


1月6日、横浜NDに停泊する自動車運搬船グリーン・コーヴに積み込まれるコンテナ。(2021.1.6 頼 撮影)


2021-1-14|HOME|